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過剰な摂取は副作用の恐れも!?コラーゲンを医師が解説

過剰な摂取は副作用の恐れも!?コラーゲンを医師が解説

公開日: 2022年08月21日 (日)
最終更新日: 2024年11月04日 (月)
過剰な摂取は副作用の恐れも!?コラーゲンを医師が解説

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美しくハリのある肌のために必要な成分といえば「コラーゲン」です。

コラーゲンは肌の本体部分である真皮層の70%を占めるタンパク質でもあり、骨や軟骨などの主要成分でもありますので、まさに美と健康の立役者ともいえる存在です。

美容と健康にとって非常に重要なコラーゲンですが、年齢を重ねるごとにその量は減少してしまいます。

食品やサプリメントなどでコラーゲンを摂取されている方も多いかと思いますが、適正な量よりも過剰に摂取し続けていると、思わぬ副作用や、肌トラブルにつながってしまう場合もあります。

本記事では、コラーゲン摂取による副作用や、コラーゲンの適切な摂取について解説します。

 

 

コラーゲンの副作用って?

コラーゲンの副作用を説明する看護師

コラーゲンは、摂取することで体内のコラーゲンの生成をサポートしてくれます。しかし、コラーゲン摂取にあたって注意しておきたい副作用もあります。

副作用に注意し、正しくコラーゲンを摂取することで、細胞の働きをサポートしていきましょう。

 

コラーゲンの摂取目安は1日5g~10g

18歳以上の女性である場合、タンパク質の1日の摂取基準量は50gが推奨されています。

コラーゲンに関しての明確な基準はありませんが、美容や健康の維持に効果が期待される適切なコラーゲン量は1日あたり5g~10gとされており、これ以上摂取した場合はコラーゲンの過剰摂取となります。

10g以上のコラーゲン摂取を続けてしまうと、分解されずに体内に蓄積したコラーゲンや複合的な要因によって、様々な肌トラブルや体の不調などの副作用が現れる可能性があるため注意が必要です。

 

コラーゲンの副作用その1 太る

コラーゲンが多く含まれている食品に共通するポイントが、脂質が多いことです。

例えば牛すじを200gほど食べることで10gのコラーゲンが摂取できる計算になりますが、脂質も9.8g摂取してしまうことになります。

30歳から49歳女性における1日の脂質適正量は約50gとされていますので、牛すじのみで1日に摂取してよい脂質の1/5を占める計算です。

過剰に摂取された脂質は、体内で脂肪として蓄積してしまいます。

また、消化しきれなかったコラーゲンも元々はタンパク質の一種ということで、コレステロールの原料となってしまいます。

血中の悪玉コレステロールが増加することで、メタボリックシンドロームや高血圧、動脈硬化の要因にもなりかねません。

 

コラーゲンの副作用その2 便秘やむくみ

一度に過剰な量のコラーゲンを摂取すると、消化の過程で腎臓や肝臓に負担がかかります。

腎臓は排尿をコントロールする臓器です。腎臓に異常が起きると尿が正常にろ過されなくなり、アルブミンというタンパク質の過剰排泄が起こり、むくみの原因となってしまいます。

また肝機能が低下し、体内の解毒力が減少してくると、胆汁の分泌低下につながって、便秘が誘発される原因となります。

コラーゲンに関わらず、特定の物質を過剰に摂取することは、体内の臓器に大きな負担をかけてしまうため、適正量を守って摂取することが大切です。

 

コラーゲンの副作用その3 ニキビができやすくなる

コラーゲンと同時に脂質を過剰に摂取していると、皮脂が過剰に分泌され、詰まった皮脂がニキビになってしまいます。

また、脂肪を分解する際にビタミンB群が大量に失われてしまい、肌のバランスが崩れて慢性的なニキビ肌の原因となってしまうこともあるのです。

コラーゲンの摂取後から顔のテカリや脂っこさが気になりはじめた場合は、コラーゲンの摂取量が多すぎる可能性があります。

コラーゲンの摂取量を減らし、スキンケアで対処しましょう。

 

コラーゲンの副作用その4 頭痛や下痢、かゆみなどのアレルギー反応

コラーゲンを意識して摂取するようになってから、慢性的な頭痛や下痢、皮膚のかゆみなどが気になりだした場合は、アレルギーを発症している可能性があります。

元々人間の体には、食べ物を「異物」ではなく「栄養」と認識して消化吸収するシステムが備わっています。しかし、なんらかの原因で特定の食べ物を「異物(アレルゲン)」と認識することがあり、それを排除しようとする働きが「アレルギー反応」です。

コラーゲン自体にアレルギー反応を起こす場合もありますし、過去には魚アレルギーを持つ女性が魚コラーゲンペプチドの含むコラーゲンドリンクを摂取したところ、口腔アレルギー症候群や、食物依存性運動誘発アナフィラキシーを発症した事例も報告されています。

アレルギーは命の危険にも直結する疾患です。

違和感や異変を感じた際は決して自己判断をせず、専門医に相談するようにしましょう。

 

 

 

コラーゲンの正しい摂取方法とは

コラーゲンの粉末をコップに入れているところ

コラーゲンの摂取によって起こる副作用は、コラーゲンそのものが危険なのではなく、過剰な摂取がその要因であることがほとんどです。

1日5~10gの摂取量目安を守るとともに、摂取したコラーゲンが体内でより効果的に作用するよう正しい摂取方法を心がけましょう。

 

ビタミンCや鉄分とともに摂取する

経口摂取したコラーゲンはコラーゲンペプチドに分解され、コラーゲンを生成する繊維芽細胞の活性化を担います。

線維芽細胞でコラーゲンを生成する際には、ビタミンCと鉄分が必要不可欠です。

コラーゲンのみを摂取しても、体内でコラーゲンを生成することは出来ませんので、ビタミンCや鉄分の含まれる食品やサプリメントを摂取する必要があります。

 

食品だけでなく、サプリメントやドリンクを併用する

コラーゲンを10g程度摂取したい場合、手羽先は600g、サケを皮ごと400g摂取する必要があります。

コラーゲンの含有量が豊富とされるフカヒレも100gの摂取が必要ですので、毎日継続して食品からコラーゲンを摂取することは困難です。コラーゲンやコラーゲンペプチドが配合されたサプリメントやドリンクでコラーゲンを補うのがおすすめです。

サプリメントやコラーゲンドリンクを購入する際は、ビタミンCや鉄分などが配合されているか、自分のお悩みに合う栄養素が配合されているかを確認して選ぶと良いでしょう。

例えばコラーゲンと同様に肌の真皮層にあるエラスチンは、肌の弾力をアップさせる効果があります。

肌のバリア機能をつかさどるセラミドは、肌の水分をつなぎとめてくれますので乾燥肌に有効です。

コラーゲンの不足を手軽に補えるサプリメントやコラーゲンドリンクですが、特にコラーゲンドリンクの場合は飲みやすい味にするために、必要以上の甘味料や糖類が加えられている場合もあります。

また妊娠中や授乳中は、サプリメントやドリンクの摂取について必ず医師に相談するようにしましょう。

 

美容医療でコラーゲンを増やす

コラーゲンの生成を促す繊維芽細胞を増やしたり活性化させる上では、美容医療や再生医療によるアプローチも効果的です。

直接的に繊維芽細胞に熱を加える美容医療である「ハイフ」や、自分自身の細胞から培養した繊維芽細胞を移植する肌再生医療ならば、年齢サインが気になる場所やシワ、くぼみなどが気になる場所にピンポイントでコラーゲンの生成を促すことができます。

コラーゲンの経口摂取で体内でコラーゲンを生成させる仕組みを整えながら、お悩みが気になる部分には美容医療でダイレクトにアプローチするのがおすすめです。

 

コラーゲンの摂取が、美肌をサポートする仕組み

コップの上に置いてあるコラーゲンの粉末

コラーゲンは、アミノ酸から構成されるタンパク質の一種です。

加齢や紫外線ダメージの蓄積によって、コラーゲンを生成する繊維芽細胞の数が減少し、生成量が少なくなることから体内のコラーゲン量は減少するとされています。

コラーゲンそのものを経口摂取した場合、コラーゲンは一度体内で「コラーゲンペプチド」という一種のアミノ酸の状態にまで分解されます。

このコラーゲンペプチドは繊維芽細胞を活性させる役割を持っており、コラーゲンペプチドとビタミンC、そして鉄分が結びつくことによって、コラーゲンの生成も促します。

つまり「コラーゲンの摂取量=体内に吸収されるコラーゲン量」ではなく、「口から取り入れるコラーゲンが、体内のコラーゲン生成をサポートする成分になる」と理解しておくことが重要です。

 

 

コラーゲンのメカニズムと副作用を正しく理解して、美と健康を維持しましょう

本記事では、コラーゲンを過剰に摂取した場合の副作用や、コラーゲンの摂取が肌の健康をサポートする仕組みなどを解説してきました

コラーゲンを過剰に摂取した場合は、肥満やニキビ、アレルギーといった副作用の恐れがあるため、注意が必要です。

また、コラーゲンを摂取することは、あくまでも体内のコラーゲン生成をサポートする行為に過ぎません。コラーゲンのメカニズムを理解して適切に摂取するようにしましょう。

特にコラーゲンの減少にお悩みの部分には、美容医療でアプローチするのもおすすめです。ただし、「このシワは、コラーゲンの減少が原因かも」「肌が乾燥するのは、コラーゲンが足りないから?」と思っている場合でも、実はコラーゲン以外の肌トラブルや、加齢による栄養素の減少などが原因の場合もあります。

年齢サインや肌の変化が気になる場合は、専門家である美容外科医やドクターに相談することで、より効果的なアプローチが見つかる場合もあります。肌にお悩みがある方は、共立美容外科へお気軽にご相談ください。

 

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このページの監修・執筆医師

  • 日本美容外科学会会員
  • 日本美容外科学会認定専門医

遠山 貴之

(とおやま たかゆき)

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